毎年、夏が近づいてくるとキャンピングカーにエアコン(クーラー)が欲しくなるものです。
最近のキャンカーには搭載されていることが多いので、エアコンに悩むことはないのでしょう。うらやましい限りです。
今回の記事は、とうとう、キャンピングカー用のエアコン(パーキングクーラー)を買ってしました話です。
これで毎年(といっても3年ほど)頭を悩まされる問題に、別れを告げたい!
目次
エアコンなしの車中泊は辛い・・
購入当初は、「真夏でもキャンプするんだから、エアコンなしでも寝れるでしょ。」なんて考えていましたが、この考えが完全に甘かった。
実際には6月末の車中泊で限界を感じました。
気温がそこまで高くない時期でも、雨だと湿度がヤバい+窓開けて換気できないので、想像以上に寝苦しいです。というか、寝れないです。
狭い車内に人(熱源)がいると、蒸し暑くてたまりません。。
エアコンのタイプを考察する
キャンピングカーで使えるエアコンには、主に以下の4タイプがあります。
①家庭用エアコン(100V)
②車載エアコン(12V or 24V)
③ポータブル(クレクールなど)
④スポットエアコン
この中からボクは、①家庭用か②車載エアコンを選びました。
理由は、真夏の昼間でも冷やせる能力が欲しいのと、移動中にも使用したい(リアにエアコンがない)からです。
家庭用エアコンはスペース確保が課題
家庭用エアコンって、めちゃくちゃ普及していてコスパ最強だと思います。
4万円で買えてしっかり冷える、省エネ性能も高い。温度設定も細かくできるし、安定した品質の日本メーカー品。おまけに暖房まで使える。
家庭用だとインバーター(AC100V→DC12V)の変換ロス、というデメリットがあります。
ただそれ以上に、省エネ性能が高いし、外部電源から直接稼働できるメリットが勝ると思います。
ボクも設置スペースがあるなら迷うことなく家庭用にしていました。
が、室内機が結構デカくて、ボクのキャンピングカーには設置できませんでした。
正確に言うと、棚を潰せば載るんですが、貴重な収納スペースを減らしたくないので、却下しました。
12V直流エアコンに決定
家庭用エアコンの設置が難しかったので、直流エアコンを買うことでほぼ決まりました。
直流エアコンのメリットは、ザッと以下の通り。
・インバーターの変換ロスがないから効率がいい
・室内機・室外機ともにコンパクト!
・車載用だから配管は振動に強いゴム製(家庭用は銅管)
・家庭用より設置がラク(配管のフレア加工が不要)
直流エアコンだとクールスターが有名ですね。
ただ、本体代だけで25万円?とかするので、手が出ません。。
その他にも、いくつかのビルダーから12Vクーラーが売られています。(こちらはMOVING BASE)
調べたところ、クールスターも含め、販売店で売ってる12Vエコアンも全て中国製みたい。
販売店で買うメリットは、検品してくれてるのと保証があること。その分、価格が高いんですけどね〜。
アリエク、アリババ、amazonから探す
アリエク、アリババを物色して、いいエアコンがないか探しまくる。
いろいろ探したものの、ほぼ同じ製品なのにサプライヤーによって冷却能力が違っていて、何が真実なのか分からず悩む日々。
日本の販売店で売ってるのと見た目そっくりな製品は、ゴロゴロ見つかりました。
クールスターそっくりの12Vクーラーも売っていましたよ!
(アリババは配送手配等が大変そうなのでやめました)
かなり悩みに悩んだ挙句、意を決してamazonでポチりました。
amazonといってもアリエクと同じ販売元です。もちろん、made in China。
amazonレビューやyoutubeでは、なかなか冷えると評判でした。
販売店経由と比べると、2台買ってもお釣りが来る。仮に1台壊れても、安く済みます。笑
アリエクともほぼ同じ値段で、むしろamazonはギフト券チャージで2.5%ポイントが付くのでお得でした。購入後のクレーム対応、配送なんかもamazonのが安心です。
参考までに、アリエクのページはこちら。
冷媒ホースは延長可能
冷媒ホースは標準で3mですが、販売店に連絡すれば無料で延長してもらえます。
ボクは3.5m必要でしたが、余裕を持って4mにしてもらいました。
連絡はamazonから、購入後、すぐにして下さい!
発送までが1,2日と早かったので、早急に連絡しないと対応できない可能性があります!
12Vエアコンのスペック
詳細はamazonの商品ページでご確認下さい。
12Vモデルの冷房能力は1800Wだそうです。(アリエクでサプライヤーに確認)
クレクール5の1250Wと比べると1.5倍ですが、家庭用の2200Wには及びません。
クレクールでも夜はそれなりに冷えるようなので、車中泊には問題ないと思います。
問題なのは昼間。1800W+断熱性能の低い20年式キャブコンで、しっかり冷えるのかは分かりません。
窓の断熱あたりも含めて、検証していこうと思います。
まとめ
キャンピングカーのエアコンは、設置スペースを確保できるなら家庭用エアコンが間違いありません。値段・性能ともに最強のコスパを誇ります。
ポータブルやスポットエアコンは不要な時期は降ろせるメリットがありますが、やはり冷房能力はイマイチ。広いキャンピングカーを昼間に冷やすには、役不足だと思います。
夜の車中泊に限定すればこれでも冷えるので、使い方次第ですね。
今回紹介した12V直流エアコンは、室内機・室外機が別の本格的なエアコン。
家庭用よりかなりコンパクトなのに、冷房能力は1800Wと、なかなかパワフルです。
エアコンの設置スペースに悩む、キャンピングカーにとってはベストな選択になり得るはず!
ただし、日本の販売店で買うのは20万円前後と高額ですし、amazonから自分で買うのも故障の心配があります。
予算やスペースに合わせてベストなエアコンを選んで、快適な夏を過ごしたいですね!