サーフィン歴2年のカナヅチサーファーです。
昔から泳ぎが苦手だったボクにとって、泳げる人のことをとても羨ましく思っていました。中学校のプールでは、女子が隣のレーンでいる中、泳ぎ切れない50mタイム測定は本当に憂鬱だったのを今でも鮮明に覚えています。
大人になってからは、旅行でキレイな海に見る度に「子供の頃に泳ぎを練習しておけばよかった」と思ったものです。しかし、大人になると泳げない恥ずかしさから、練習に通う足取りが重くなりますよね。
ボクは週末にサーフィンをしているため、黒マッチョでいかにも泳げそうな見た目をしています。この見た目が、返って人目を気にする要因にもなっていました。
しかし、そんなボクが、意を決してプールに通い、泳ぎの練習を始めることができました。
そこで今回は、同じ悩みを持つ方が、プールに通えるようになる方法とマインドを紹介します!
【余談】プールに通うようになった経緯
ボクがなぜプールに通おうと思ったかを書いているだけですので、飛ばして次の項から読んでもらって大丈夫です!お時間のある方はお付き合い下さい。
泳げなくてもサーフィンは問題なくできますが、上達するに連れて「泳げるに越したことはないなあ」と思う気持ちが強くなりました。
それは、サーフィンを始めた頃よりも少しは上達したこともあり、以前より波の大きい日や流れのあるポイントでも海に入ることが増えてきたからです。運が悪ければリーシュ(命綱)が切れることもあるため、泳げるに越したことはないのは理解していました。
サーフィンを始めて2年が経ち、水に触れる機会も増えたので「さすがに少しは泳げるようになっただろ」と思って海で試しに(サーフボードを命綱にして)泳いでみました。
が、泳いでみてビックリ、全くもって上達していなかったのです(笑)
やはりサーフィンと泳ぎは別物なんだと改めて痛感しました。あわよくば泳げるようになっていないかな〜と期待したのが間違いでした。
ちなみに当時のボクの遊泳力は、死ぬ気で平泳ぎしてなんとか25m、クロールは息継ぎすると沈むんでしまうため、息継ぎなしで15mでした(笑) これじゃボードがなくなったら死にますね。
そんなわけで、とうとう市民プールに通って泳ぎの練習を始めたのです。
最も大切なのはプールの場所選び
断言します!泳げない成人男性がプールに通うために大切なのは「人がいないプールを選ぶこと」です。これを間違えると、プールに通うのがとても憂鬱になります。
ボクは最初の1回目に、近所のジムに併設されているプールに行きました。ここが人が多いのなんの、20~30代の人ばかりで、さらには女性が多かったので泳げない自分にはかなり酷な環境でした。
結局、周りの目が気になって、全然泳ぎの練習をできないままその日は終わりました。
男性たるもの、泳げない姿を若い女性にさらすのはプライドが傷つくものです。
繰り返しますが、上達するには「いかに若い人がいないプールを探し、人目を気にせず練習できるか」が最重要です。
新しいプール、ジム併設のプールは避ける
近年はスポーツジムがとても人気で、ジムに併設されたキレイなプールも多くあります。しかし、ここには多くの女性が通っています。そんな場所に泳げない成人男性が迷い込んでしまったら、、それはもう悲惨なことになります。
ジムのプールはキレイだし、設備も整っているので惹かれてしまいますが、上記のデメリットがあることを理解しておきましょう。同様に、新しくてキレイなプールは、泳げないうちは避けておく方がいいです。
それでもキレイなプールに通いたいという方は、ボクは止めませんので、鋼のメンタルをもって練習に励んでください。ボクには出来ませんでした。。
オススメは古い公共のプール
若い女性はキレイな施設や、設備の整ったプールを選びます。そこで、あえて古い公共プールや設備の整っていないプールを選ぶのがオススメです!
古いプールは料金が安く設定されていることも多いため、出費を抑えて練習に通えるのも嬉しいですね。特に平日は人が少ないので、周りを気にせず練習ができます。
また、平日でも曜日によって混み具合が違うため、何度か行ってみて空いてる曜日と時間帯を狙うのもオススメです。ボクの経験では、月火は空いていることが多いです。
誰も見ていない精神が大切
古い公共のプールでも少なからず利用者はいます。そんなときに大切なのは、開き直って周りの目を気にしないことです。プールではゴーグル+キャップの格好をするため、見られても誰かはわかりません。
それに、知らない誰かに「あのヒト大人なのに泳げないんだ」と思われても、そんな視線なんて無視して下さい。そんな他人を見下すヤツを気にするよりも、泳げない苦手を克服しようと努力するあなたの方が、何百倍もカッコいい生き方をしています。
そんなことよりも、プールに通って泳げるようになる方が長い人生で見れば絶対に得です!
一度泳げるようになってしまえば、これまで諦めてきた「泳げないからプールや海に行きたくない」「海外のキレイな海で泳げない」「マリンスポーツに挑戦できない」といった理由で貴重なチャンスを逃すことはなくなります。
プールに通うのは一時の恥、泳げないのは一生の恥ですからね。
それでも人目が気になるなら誰かを連れて行く
ゴーグルをしていれば誰かわからないから大丈夫。とは言われても、泳げない大人が一人でプールに行くのはハードルが高いと思う方も多いはず。
そんなときは、家族や友人、会社の同僚を連れて行きましょう。
仲間がいれば、泳げないのを開き直って笑いに変えられるし、泳ぎ方を教えてもらってり、自分の泳ぎを見てもらえます。ボクも最初の2回だけは奥さんに付いてきてもらいました。奥さんに教えてもらうというのも、これはこれで恥ずかしいのでしょうが、二人で笑いながら練習できました。
一度行ってしまえば、プールのその雰囲気もわかるため、通うハードルはグッと低くなります。まずは勇気を出して一回、プールに足を運んでみて下さい!
スクールに通うのも有効
全くもって「どうやって泳いだらいいかわからない」という方は、最初にスクールに通って泳ぎ方を教わるのも有効です。それから、教わったことを一人で練習すれば、行き詰まることも少ないです。
プールによっては、大人用のスクールが開催されているため、調べてみて下さい。周りも泳げない大人ばかりなら、気にせずにスクールを受けることができます。
今どきはネットやyoutubeで泳ぎ方が詳しく説明されているため、泳ぎ方を学ぶ環境は十分整っているため、動画を見よう見まねで練習すれば段々コツをつかんで上達します。(ボクが実際にそうでした)
一方で、ネット情報の難点は「動画の動きと自分の泳ぎの違いがわからない」ことにあります。その点スクールでは、自分の泳ぎを実際に見てコーチがアドバイスをくれるため、成長速度は早いです。
上達に行き詰まったときは、アドバイスをもらうためスクールを受講するなど、上手に活用して下さい。
道具はネットで安く揃えるのが賢い
初心者にとって高機能な道具は必要ないため、ネットで安く揃えましょう。3000円で一式揃えることができます。ボクはamazonで下の激安セットを購入しましたが、問題なく使えていて満足しています。ゴーグルは価格による性能差があるため、上達したら買い換えを考えていますが、当面の間はこれで十分だと感じています。
公共プールはキャップの着用が必須の場所が多いため、キャップがセットになっている商品の購入をオススメします。
まとめ
以上、泳げない大人がプールに通うための方法でした!
泳げない大人がプールに通うためには、プール選びが最重要です!
間違っても、オシャレなジムや設備の整ったプールは避けましょう。若い女性がいると恥ずかしさが倍増して練習に集中できなくなります。オススメは古い公共のプールです。ここなら若い人も少ないので、人目を気にせず練習できます。
また、プールではゴーグルを外さないようにしましょう。ゴーグルを外さなければ、あなたが誰かなんてわかりませんから。
それでも気になるなら、誰かを誘って一緒に行きましょう。仲間がいれば、泳げないことを笑いに変えられるため、開き直って練習することができます。
年を重ねれば重ねるほど、泳げないのが恥ずかしくて行きにくくなるので、思い立った今こそプールに通うベストタイミングです!
ぜひ泳げるようになって、今までとは違う視点から世界を見渡してみて下さい!