「サーフィン楽しそうだけど、泳げない自分にはムリだな」
なんて思っている方、そんなことないですよ!
サーフィンは一度ハマったらやめられないほど、中毒性のあるスポーツです。
波に乗った感覚が楽しすぎて、もう1回!あと1回!と日が暮れるまで続けてしまうことも。
そんなに楽しいサーフィンを、「泳げない」という理由で始めようともしないのは、はっきり言って損しています。
別に、サーフィンは泳げなくてもできます。ボクは平泳ぎでせいぜい15mしか泳げません。
それでもサーフィンを4年続けていますし、泳ぎが上手いサーファーに上達が劣っていることはないです。
今回はサーフィンと泳ぎの関係について説明していきます。
サーフィンの魅力は、こちらの記事で力説しています。
本当に泳げなくてもできるの?
できます!
サーフィンに最も大切な「パドリング」という動作は、泳ぎの上手い下手は関係ありません。
それ以上に、ボード上でのバランス感覚とパドリングの慣れが重要。泳げるから上手いわけではありません。
「パドリング」はボードの上にうつ伏せになって、手で水をかいてボードを進ませる動作です。
ボートで前に進むときも、オールを使って左右交互に水をかきますよね。サーフィンのパドリングもこの原理と同じです。
「パドリング」は海の上を自由に移動するために必須のスキル。地上では「二本足で歩く」のに匹敵する動作です。
パドリングができないと波に乗れないだけでなく、他のサーファーとの衝突を避けられなかったり、最悪の場合は沖に流されます。
それほどパドリングは重要であることは間違いありません。しかし、「泳げない=パドリングができない」かというと、そんなことはありません。
ボクはクロールなんて10mしか泳げませんが、パドリングが難しいショートボードにも乗れています。
だから、「泳げないからサーフィンできない」とは言わせませんよ。
ちなみに、サーフィンが上達したのでプールに行ってみましたが、泳ぎは全く上達していませんでした。笑
泳げないのにサーフィンって危険じゃないの?
波の穏やかなコンディションを狙ってサーフィンすれば問題ありません。
波のサイズは体の部位を使って表現しますが、「ひざ〜こし」くらいのサイズなら初めてでも安全にサーフィンができます。
最初は足の着く浅い場所で練習するため、恐怖を感じることもありません。
メジャーなポイントの波情報は「なみある?」や「bcm」で最新情報を知ることができます。現在のコンディションが初心者でも安全なのか、詳しく書かれていますよ。
くれぐれも、最初の1回目はスクールを受けて安全に始めて下さいね。
サーフィンと海に関する基礎知識も教えてもらえます。
初心者のうちは波が穏やかなときだけに
大波のときは危険が伴いますが、泳げるから安全なわけではありません。
波が大きいときは潮の流れも速くなり、パドリングが十分にできないと流されます。泳げる泳げないに関わらず危険です。
そんな日は上手なサーファーを見て勉強して帰りましょう。
サーフィンは自分のレベルに合った波でやるのが安全で楽しいです。
リーシュコード(流れ止め)を必ず使う
サーフフィンではボードが流されないように、体とボードをつなぐ「リーシュコード」を使います。
波のサイズが大き過ぎず流れも穏やかなら、ボードが流されることはないので、泳げなくても問題ありません。
しかし、波が大きいときやリーシュコードが劣化していると切れることもあるので注意です。
足のつかない場所でサーフィンするなら、泳げるに越したことはありません。
泳げなくても大丈夫とはいっても、泳げる方がいいんだよね?
はい、泳げるに越したことはありません。
リーシュコードが切れることもあるので、万が一に備えて泳げた方がいいのは間違いないです。
しかし、安全な場所と安全なコンディションで練習すれば泳げなくても大丈夫。
サーフィンにハマって、「本格的にやるぞ!」と決めてから泳ぎの練習をすれば十分です。
ボクもスイミングスクールに通って泳ぎの練習をする予定です。
練習場所は「遠浅のビーチ」で決まり!
初心者サーファーには「遠浅のビーチ」が練習に最適です。ボクも最初の頃はずっと遠浅のビーチで練習していました。
遠浅とは、ビーチ(砂浜)が陸から沖に向かって少しずつ深くなるポイントです。波が優しく、足もつくため安心して練習することができます。
・どこの海が遠浅のビーチなのかわからない
・家の近くで初心者向きのポイントってどこだろう
という方は、スクールを受けたショップで聞いてみて下さい。メジャーポイントなら「なみある?」や「bcm」にも載っています。
人が少ない海に1人で入ったり、上級者向けのポイントに行かないよう気をつけて下さい。
それでも心配ならロングボードがオススメ
ロングボードは浮力があって安心できるし、少ないパドリングでもスイスイ進むので流されにくいです。流れがある日だと、スイスイ進めるロングボードと、頑張っても全然進まないショートボードでは安心感が全く違います。
流されるサーファーの多くは、流れの強いときに浮力のないショートボードに乗っている初心者です。
ロングボードは浮力があるから波に乗りやすいし、小さい波でも加速できるので小波でも安全に楽しめます。
まずはスクールで体験!
サーフィンを始めるなら、まずは体験サーフィンをやってみるのがオススメ!
周りに経験者がいないと敷居が高いサーフィンですが、スクールなら安心・安全にデビューできちゃいます。
そしてなによりも、知識のない初心者だけでのマリンスポーツは、生死につながる危険もあります。
社会人から始めたボクも、最初の1回だけはスクールに行きましたが、これが正解でした。
やっぱり、動画やネット記事で知ったつもりになるのと、実際にサーフィンしながら教えてもらえるのでは得られるものが全く違います。
2時間ほどのスクールでしたが、初サーフィンが最高に楽しくて、どっぷりハマってしまったのを今でも覚えています!
アソビュー!なら、体験サーフィンの登録件数がダントツに多いので、近くのサーフィンスクールを見つけることができるはず!
一人でスクールに行くのはちょっと恥ずかしいな、、なんて心配もいりません!
いざスクールが始まると、みんなサーフィンに夢中過ぎて周りなんかお構いなし!って状況になります。
目の前のことがホントに楽しいと、他人を気にしている余裕なんか無いんです。
スクール以外にも、こちらの記事にはサーフィンを始める前にみんなが疑問に感じることについてまとめています。
まとめ
以上、サーフィンと泳ぎの関係についてでした。
サーフィンは始めた人にしかわからない素晴らしい魅力があるので、泳げないという理由だけでサーフィンにチャレンジしないのは本当にもったいないですよ!
興味のある方は、試しに一回サーフィンをやってみて下さい!それで「サーフィンを続けたい!」と思ったら、それから泳ぎの練習をすれば十分間に合います。
サーフィンを始めるにあたって心配なことがあったら、ボクでよければ相談に乗りますよ。皆さんの素晴らしいサーフィンライフがスタートすることを期待しています!