キャンピングカーでサーフィンライフ

サーフィンとキャンピングカーをこよなく愛するサラリーマンのブログ。泊まる場所に縛られない自由な休日を模索中。

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トラキャンのキャンパーシェルをどうするか?

ハイラックスを新車契約して納車待ちのチキンです。

キャンピングカーは秋〜春がベストシーズンなので、早くキャンパーシェルを見つけたくて焦っています。

しかし、トラキャンはかなりニッチなジャンルなので球数は少ない。

たまに見つけても値段・状態を考えると購入に踏み切れる個体になかなか出会えません。

今回はトラキャンのキャンパーシェルをどうするか?についてです。

 

トラキャンに必要な設備や検討した記事はこちら。

 

その後、中古シェルを購入しています。

 

納車直後の記事はこちら。

 

 

目次

 

数少ないトラキャンのビルダー

海外と比べて日本ではピックアップトラック自体の人気がありません。

必然的にピックアップ用のキャンパーシェルも需要がなく流通も少ないです。

 

2017年にハイラックスが再販されて以来、以前よりトラキャンへの注目は増しています。

それでも旅先でトラキャンを見たことは、片手で数えられるほどしかありません。

当然、日本でトラキャンを扱うビルダーも少ないわけです。

 

ミスティック:老舗トラキャンビルダー

MYSミスティック キャンピングカー J-cabin(ジェイキャビン)H 外観 

画像はhttps://www.mystic.ne.jp/camper/j-cabin_hより引用

 

数十年前から一貫してトラキャンの販売を手掛けている国内実績No.1の老舗ビルダー。

創業当初は米国から日本向けモデルを製造委託・輸入販売していましたが、現在は自社でフレームから国内製造しています。

 

海外ではフルサイズピックアップをはじめとした、サイズも重量も規格外のキャンパーがメイン。

そこで日本のピックアップにマッチする軽量&コンパクトなモデルを設計したのがミスティック。

当時、木製フレームが中心だった米国製に対し、自社では軽量&強度の高いアルミフレームを使って製造しています。

 

新型ハイラックス用だけでも3タイプのシェルがあり、その他モデルも合わせると5タイプものバリエーションから選べます。

 

 

Green Wood's Motors:新進気鋭のトラキャンビルダー

グリーンウッズログホーム

画像はhttps://greenwoodsmotors.com/catalog/2023/type2-l/より引用

 

新進気鋭のトラキャンメーカー!

無垢を使ったおしゃれな内装、一眼で目を惹く独特な外装デザイン。

フレームは木製ですが、ハイラックスに積載できる重量にしっかり抑えてあります。

 

デザインだけでなく標準装備が充実しているのが素晴らしい!

6000Whのリチウムバッテリー&400Wソーラーも含まれています。

さらにワンオフ製造なので、レイアウトや家具・壁紙などのオーダーが可能。

ここまででも相当な魅力ですが納期はわずか約1ヶ月!

納期1年以上が当たり前のキャンピングカー業界からすると、あり得ないスピードと魅力ですね。

価格は約250万〜と、充実した装備とワンオフ製造を考えると相当お値打ちだと思います。

 

 

選択肢①:中古シェル

新車購入は予算的にも納期的(1年以上)にも我が家にはNG。

ミスティックにも中古シェルは入庫しますが、購入希望者も多く競争率は高いとのこと。

いつになるか分からないなので、ヤフオクや中古車サイトでも常にサーチしました。

 

ときどき中古シェルが出てきますが、状態が悪い・ジャッキがない・割高など何かしら課題があり、購入には至りませんでした。

中古車サイトでは基本的に車両&シェルのセット販売になるので、車両を自分で売る必要もあります。

 

 

シェル単体は引き取りが大変

ヤフオクではシェル単体での販売も多く、安く買えるのが最大のメリット。

反対に、引き取った足で長距離移動する必要があり難易度は高めです。

最低でも(1)灯火類の配線(2)シェルの固定が必要。シェルによって配線・ジャッキの有無・固定の治具が違うのも厄介です。

※車両のテールランプをそのまま使うシェルなら配線は不要

 

シェル側の配線が分からない状態で事前に加工するのは難しいし、その場で配線を組む技量も自分にはありません。

固定にはフレームアンカーやターンバックルが必要ですが、一時的な移動ならベルトで荷台のフックに固定して運べそう。

しかし、確実に固定しないと危ないので知識のない素人には不安が残ります。

 

シェルによってはハイラックスと高さが合わないので、木材等で底上げする必要もあります。

 

 

選択肢②:DIYでシェルを作る

キレイなシェルを安く入手するならDIYもありかも?と検討しました。

ハイラックスの積載量は500kgなので、重量を考えると軽いアルミフレームが理想。

自分の技量・シェルの強度・ガレージなしの環境からすると、フレーム溶接&外装までをプロにお願いするのが無難と考えました。

 

昨今のキャンカーや移動販売車のブームで、軽トラ用シェルを手がけるメーカーはたくさんあります。

ハイラックスとはサイズや形が異なるものの、基本的な構造は同じなので製作してくれるはず?

軽トラ用シェルをアルミフレーム溶接で製造する2社に確認したところ、製作はOKとのことでした。

うち1社は過去にハイラックス用フレームを作った経験ありとのこと。これは頼もしい限りです。

 

 

電動ジャッキをどうするか?

DIYでキャンピングカーを作るのは、いつかやってみたい夢の1つ。

内装を自分好みにできるし、電気配線の増設・改造もしやすい。

なにより出来が悪くても自分で手がけたシェルには愛着が湧くに違いないです。

 

ここで最大の問題は、日本では入手困難な電動ジャッキをどうするか?

ebayや海外ショップからの輸入を検討しましたが、円安の影響もありかなり高額。

輸送費なしで約60万円、実質70万円以上になると思われます。ここまで高いとは・・・

トラブルが発生する可能性も高く、そのリスク・やり取りを考えると踏み切れない金額です。

 

せっかくシェルを安く作れても、ジャッキがここまで金額的なメリットは薄くなります。

 

 

結論:ミスティックで中古シェル購入!

DIYも本気で検討しましたが、結局は老舗のミスティックで中古シェルを買うという決断になりました。

 

気持ちがDIYに傾いていた絶妙なタイミングで、中古シェルの入庫連絡をゲット!

しかもマルチルーム&電動ジャッキありの理想的なモデル!

水曜夕方に連絡を受けて、早速週末に現車確認しに山梨へGO。

このタイミングを逃すと次がいつになるか分かりません。善は急げです。

 

15~20年ほど前の古いキャンパー、木製フレームです。

トラキャン トラックキャンパー 中古シェル ウォルター walter

レストア済で外装やコーキングも打ち直されていてコンディションは良好。

 

電動ジャッキ・FFヒーター・シンクに加えて外部シャワーも備え、設備としては十分。

トラキャン トラックキャンパー ハイラックス シェル ウォルター

 

何よりトラキャンでは貴重マルチルームあり!これならトイレも個室に置けます。

トラキャン トラックキャンパー マルチルーム トイレ ハイラックス

 

妻からも了承を得て、その場で購入を決めて契約してきました!!

 

 

まとめ

ヤフオクの中古シェルからDIYでの製作まで、いろいろ検討しましたが最終的には老舗ビルダーで中古を買いました。

専門店でレストア済なのに想像以上に良心的な金額だったので即決できました。

マルチルーム&電動ジャッキ付で、自分に必要な設備もしっかり付いています。

キャンパーや設備は古いですが、これから大事に使っていきたいと思います!

年内に納車予定なので、年末年始はさっそくNEWキャンパーで旅に出れそうです!