キャンピングカーでサーフィンライフ

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【キャンピングカー】ヒュンダイSRX JB490Sを見学してきた!

 

今回は某キャンピングカーショップに、一番気になっているキャンピングカー、ヒュンダイ SRXベースバンテック JB490Sの下見に行ってきました!

そう、みんながためらう韓国メーカーのヒュンダイです。

 

ボクは「自分に合うキャンピングカー」について考えに考え抜いた結果、この車に行き着きました。興味を持った方はこちらの記事を合わせて読んで見て下さい。

 

hirochiki10.hatenablog.com

 

  

ベース車のヒュンダイSRX

キャンピングカーの中でもかなりマイナーな車種のため、知らない人も多いと思います。しかし、マッチした人はたまらなく欲しくなること間違いありません。

ボクがそうだからです(笑)。フロントエンジンのシルエットと高い走行性能、広いシャワールームがたまらないですね!

 

SRXベースのキャンピングカーは数種類あります。ボクが知っている限りのベースを書いておきます。いずれも、現在は販売を終了しているため、中古でしか手に入らないのが実情です。

 

バンテック:JB490S

バンテック:アトム405

ロッキー:コマンダー

フィールドライフ:フランク

マックレー:デイブレイク

 

基本スペックはバンテックのHPに書いてあるため、こちらを確認して下さい!

JB490Sは標準装備がかなり充実しているため、オプションなしでも必要な機能のほとんどが付いているのがいいです!

 

ボクの必須装備は、オプションの温水ボイラーを除いて、発電機とエアコン以外満たしていました。この二つは後付けも可能なため問題なしとしました。

   

JB490Sの各部を紹介

それでは見ていきます!

 

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まずはフロント。2台ともヒュンダイSRXベースですが、手前がJB490、奥がアトム405。ビルダーはどちらもバンテックです。

 

フロントにエンジンルームがあるキャブコンには珍しいスタイル。ボクは見た目と衝突安全性を考えて、エンジンルームありのキャブコンに決めています。

現車を見ましたが、トラックベースよりもカッコいい!!(完全に主観)

 

エンジンルームはスペース効率から考えたらムダでしかないわけです。エンジンルームのスペース分、室内のスペースが狭くなるか、全長が長くなるかのどちらかですから。

 

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ヒュンダイSRXには初期型と後期型があります。

現車を見て知りましたが、後期型は車体に145psと書かれており、一目でわかります。JB490はすべて後期型です。

排気量は同じですが、後期型は馬力がかなり改良されているため、余裕のある走りが期待できそうです。

 

◯初期型

最高出力 103ps/3800rpm

最大トルク 24.0kgm/2000rpm

 

◯後期型

最高出力 145ps/3800rpm

最大トルク 33.0kgm/2000rpm

 

SRXはベースのシャシーの安定性の高さに定評があります。ただ、韓国製ということで日本では浸透しなかったようです。

高速でも120Km/h程度でも安定して走行できるそうです。というもの、SRXヒュンダイがヨーロッパへの進出を目的として設計された車なので、シャシーが頑丈に作られているそうです。

そのため、日本のベース車と比較して安定性と乗り心地がよいベースなので、毎週末のように500km近く走行するボクにはぴったりだと思いました。 

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上が水洗トイレの給水タンク、左下がトイレの排水タンク、右下が外部コンセントの給電口

 

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大きな窓がついています

 

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外部収納スペース。幅90cm×高さ20cm×奥行き28~35cmくらいです。

長さはあるため、汚れ物を入れるのに使えそうです。

 

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外部収納と給油口があります。FFヒーターの燃料もエンジンと同じ給油タンクから使います。こちらにも小さい収納スペースがあります。サイズを測り忘れました。。

 

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発電機の収納スペースです。ホンダEU16iが入るように設計されています。EU18iも同サイズのため使用できます。

ボクは防音型のホンダEU24iかヤマハ2000iSを収納したかったのですが、少しスペースが足りなかったです、、発電機どうしよう。。

 

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運転席周りは乗用車風に近いです。

JB490Sはレザーシートで座り心地がよかったです!助手席に座った妻も満足していました。長距離移動の多いキャンピングカーには大切ですね。

前にボンネットがあるので、乗車感覚も乗用車に近くて違和感はありませんでした。

 

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セカンドシート

3人掛けですが余裕があります。柔らか過ぎず適度な硬さのあるシートで、こちらも座り心地はよかったです!

 

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サードシート

2人掛け用で広さは問題ありませんが、背もたれが小さいのが気になりました。

 

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DC12Vの電子レンジ

12Vでもちゃんと温まるみたいです。

 

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DC12Vの冷蔵庫65L。必要最低限といった感じ。

足りなければ外付けの冷蔵庫かクーラーボックスで代用します。

 

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シンク

 

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スピーカー

 

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水洗トイレ&シャワー

かなりスペースが広いため、トイレもシャワーもゆったりできます!写真には写っていませんが、トイレの前には40,50cmくらいのスノコが敷いてあります。

ウエットスーツの着替えも快適にできそうです。

 

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バンクヘッド
180cm×188cmの十分な広さがあります。ダイネットを展開しないで広いベットが使えるのは便利です!移動時はサーフボード置き場ですね。

 

見学した感想

事前にかなり調べてから行きましたが、実物を確認して、よかった点・イマイチな点が見えてきましたので、まとめました。

 

良かった点

・写真で見ていたよりもカッコいい

・運転席、セカンドシートの座り心地がいい

・座った感覚が乗用車に近い(運転していませんが)

・シャワースペースが広い

  

乗車感覚の運転席や、シートの座り心地はとても好印象です!

キャンピングカーは機能ばかりに目が行きがちですが、安全に現地に到着するのが一番大切だとボクは強く思います。命あってのキャンピングカーですからね。

 

イマイチだった点

・排水タンクの容量が小さい!

・発電機のスペースが少し狭い

 →普通サイズの発電機なら問題なく積めます

・外部収納スペースが狭い

 →アウトドア用のイスが入れる広さが欲しかった

・室内の収納スペースが狭い

・クツの収納スペースがない

 

一番引っかかった点は、排水タンクの容量です!

オプションで温水ボイラーを設置されているものは、清水タンク16Lとは別に温水タンク75Lが付いているのですが、排水タンクは30Lから増量していないため、排水なしで使用できるのは30Lのままなのです!

屋外でシャワーを使用する等、排水タンクを使用しなければ75L使用できますが、屋内で水を大量に使う予定の方は注意です!ビルダーで増設可能であれば解決できますが、構造上難しいかもしれません。。

 

また、車内・車外どちらも収納スペースは全体的に狭いため、大人数での宿泊には向きません。

 

まとめ

今回見学して知った「排水タンクが30Lしかない」というのが痛いです。「サーフィン後に快適にシャワーを浴びれる」という大切な要件をクリアできないため、この点は妻からも不評でした。

 

しかし、ベース車はやはりSRXが気になるため、ロッキーのコマンダーかな、、と考え直しています。コマンダーは給水タンク・排水タンク共に94Lと十分な容量があります。

ロッキーの車幅は2.15m(サイドオーニングありは2.18m)と少し大きいですが、車長は4.98mとJB490Sの5.55mよりも、はるかに短くなっているため駐車スペースで有利ですし、バックエントランスのため車内は広々しています。

欠点は、年式がJB490Sより若干古いため、(自分が調べた限りでは)馬力の小さい初期型しかないところです。

 

以上、見学に行く前はJB490Sに決定したつもりでしたが、実際に見たり調べてみると、印象は変わるものですね。キャンピングカー購入への道のりはまだ遠そうです!