キャンピングカーを購入するにあたって、燃費や維持費ってとても気になりますよね。
普通車よりもデカくて重いキャンピングカーだから、燃費が悪そうだな、、なんて思っていませんか?キャンピングカーに乗っていると話すと、たいてい「燃費悪いんじゃないの?」と聞かれます。
ボクも乗るまではそう思っていましたが、良い意味で裏切られました。
キャンピングカーは意外にも経済的なファミリーカーなんです!(車種によりますが)
今回はキャブコンの一例として、コマンダーの燃費を紹介します!
キャンピングカー購入にあたって、維持費を試算した記事はこちらに。
コマンダーの概要
バンクヘッドやダイネットテーブルを始め、シンク、冷蔵庫、ガスコンロ(2口)、トイレ、シャワーなどなど、フル装備のキャンピングカーです。もちろんその分、車重は重いです。
詳しい装備については、以下の記事をどうぞ。
カタログ上のスペックでは、9名乗車、6名?就寝となっているようです。6名就寝はちょっとムリがありますが、、
車両サイズは、全長498×全幅218×全高270で、車両総重量は3055kgです。前車ハイラックスサーフ4WD(プラドの兄弟車)は2105kgなので約1.5倍。
さらに、実際には生活用水(最大100kg)や食料、飲料、布団など、様々な荷物の重さが加わります。キャンピングカーがどれだけ重いかわかりますね。
コマンダーの燃費
いよいよ本題の燃費です。思い出したときしか記録できていないので、データが少ないことはご了承下さい(^^;)
また、給油口が車両下部にあるためか、完全に満タンまで入れるのが難しいので、燃費についても多少の誤差はあると思います。平均燃費で見ていただけたらと思います。
平均燃費は8.7km/Lという結果になりました!
今回のデータは多くが冬の使用だったので、走行以外にもFFヒーター(寝るときは消しています)での軽油の消費量も含まれています。FFヒーターまで使ってこの数字なら、かなり優秀な燃費だと思いませんか?
もちろん、最近のエコカーとは全然比べものになりませんが、「快適に過ごせる空間を運んでいる」ことを考えれば、燃費としては大満足です。宿泊費は無料なのでトータルコストは断然安いですし。
燃費データの補足
・移動は高速や渋滞のない下道で、長距離移動がほとんど
・高速走行は平均90~100km/h
・FFヒーターの使用は1日3~5時間くらい
・2,3月はすべてスキー場への移動+車中泊
キャンピングカーは空気抵抗がものすごい大きいので、走行スピードを抑えればもっと燃費はよくなるはずです。高速走行で80km/hくらいにしたら、恐らく10km/Lは越すと思います。
また、今回はほとんどFFヒーターを使った場合の燃費だったので、ヒーターなしでの結果と比べてみたいですね。
軽油は安い
燃費がそこそこいいのがわかりましたが、さらにコマンダーの燃料は軽油なのでとにかく安いんです!
軽油はレギュラーより、だいたい20円/L安いのでかなり経済的です。結果的に、前車ハイラックスサーフより、コマンダーの方が燃料代は安くついています。
参考までに、8.7km/Lのディーゼル車の燃料代がガソリン車のどの程度の燃費に相当するのか算出してみました。 ※軽油120円/L、レギュラー140円/Lで計算
コマンダーが1km走るのに必要な燃料代は、
120円/L÷8.7km/L=13.79円/km
この数字でレギュラーの値段を割ると
140円/L÷13.79円/L=10.2km/L
となり、ディーゼル車の8.7km/Lに相当するガソリン車の燃費がわかります。
つまり、コマンダーの燃費はガソリン車の10.2km/Lに相当する計算になります。
キャンピングカーはディーゼルターボが最強
維持費を考えると、キャンピングカー(キャブコン)のエンジンはディーゼルターボが最強だな〜とつくづく感じます。
車重が比較的軽い、軽キャンやバンコンはガソリンでもいいですが、キャブコンほどの車重になるとガソリン車との燃費の差はかなり大きくなりそうですね。
ディーゼルターボなら排気量も抑えれるので、コマンダーはこの巨体にも関わらず2500cc。ターボなのでパワーもそこそこあって、税金も普通車並みなので経済的なエンジンだと言えます。
まとめ
今回はキャブコン、コマンダーの燃費について解説しました。
キャンピングカーと聞くと燃費が悪そうなイメージを持つ方が多いですが、実際にはそんなに燃費は悪くないことを知ってもらえたと思います。
いろんなベース車や装備のキャンピングカーがあり、燃費や維持費もマチマチですが、自分にベストな一台を見つけて下さいね。
次回はFFヒーターなしでの燃費や、高速走行80km/hキープでの燃費など、データを増やして紹介します!リクエストがあれば、ぜひぜひコメントお願いします!
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