キャンピングカーでサーフィンライフ

サーフィンとキャンピングカーをこよなく愛するサラリーマンのブログ。泊まる場所に縛られない自由な休日を模索中。

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キャンピングカーがガス漏れ!?自分で検査してみた!

これは道の駅で海鮮丼買ってきて、お湯を沸かしていたときのこと。

ガスコンロ(プロパンガス)を使った後、なんかガスの臭いがする!?今まで感じたことがないので、なにかがおかしい・・

 

不安になったので、ひとまず換気をして外に出ることに。

確認のためもう一度ガスを使ってみましたが、やっぱり臭う。今までとは明らかに違う、不燃焼のガスの臭いがします。

 

どんどん不安になってきたので、キャンピングカーを購入したお店に電話したところ、急遽翌朝から確認してもらえることに。

ちなみにコマンダーのガス設備は、常設コンロ、温水ボイラー、3WAY冷蔵庫の3つがあります。1年半前に中古で買ったとき、ガスホースとバンドは全て新品にしてもらっています。

 

【目次】

  

ガス漏れの確認

まずはガスボンベの元バルブを開けて電磁弁周辺からの漏れを確認。特にガス漏れの臭いはしません。

キャンピングカー ガス漏れ確認 ガス漏れ探知機

 

続いて、電磁弁を開けて

キャンピングカー ガス漏れ確認 ガス漏れ探知機 電磁弁

 

電磁弁〜冷蔵庫・ボイラー・コンロまでの配管からの漏れをチェック。しかし、ここでも臭いはありません。

 

続いて、冷蔵庫・ボイラー・コンロを燃焼させて燃焼不良がないか確認。

コンロを点けたときに少し臭いがしましたが、狭い車内でガスを使っているので、多少は臭うからこんなものなのか?とよく分からなくなってきました。

 

漏れ箇所は見つからず

結局、ガス漏れしていそうな箇所は確認できませんでした。

しかし、やっぱりあのときは間違いなくガス漏れの臭いがしていた、という気持ちが消えません。このままでは不安過ぎて、旅先でガスなんて使えません・・

 

ガス漏れ探知機購入

心配していた自分のため、すぐに店長がガス漏れ探知器を買ってくれました。

中国製、amazonで3200円です。

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液化石油ガス、バイオガス、メタンなどの可燃性ガスを検出。警報範囲:2%LEL(LEDイエロー)-10%LEL(LEDレッド)。電源を入れるだけで後は自動的にガス漏れをチェック。】

取説はまさかの中国語のみでしたが、漢字の羅列から想像できるくらい簡単な使い方です。

キャンピングカー ガス漏れ探知機 検知器 プロパンガス

 

まずは実家のコンロでガス漏れ探知機の精度を確認。

結構敏感に反応してくれて、漏れがあるとすぐにピピピーとアラームが鳴ります。

安い中国製ですが、意外と信頼できますね。

 

3色のランプがありますが、これはガス濃度に応じて色が異なる仕組み。

緑色はスタンバイ状態、黄色~2%LEL、赤色~10%LELの濃度、となっているようです。

 

ガスを検知できるのがわかったので、ガス漏れ探知機で1箇所ずつチェックしていきます。電磁弁だけを開けた状態で配管をチェックしますが、どこからもアラームは鳴りません。

キャンピングカー ガス漏れ 探知機 検知器

結局ガス漏れはないようでしたが、あとのき臭いはしたので、やっぱり消化不良で安心できません。

 

原因はただのガス欠だった!?

ちょうど実家に帰っていたので、ガス漏れ疑惑の原因が分からないことを母にしゃべりました。そうしたら、思いも寄らない衝撃の一言が。

「家のボンベは空になるとガス臭くなるけどね〜」

なんと!!この言葉を聞いた瞬間に「原因はこれか!」と思いました!

 

急いで車に向かい、ボンベを外して振ってみる。

すると、ボンベの中はほとんど空でした。

 

プロパンボンベは空になると臭う

後から調べてみると、母が言ったことは正しいようで、ボンベが空になると普通に燃焼してもガス漏れしたような臭いがするとのこと。

これはボンベが空になると有臭のガス濃度が高くなるため、燃焼していても臭ってくるようです。

 

どういうことかと言うと、もともとプロパン自体は無臭のガスです。無臭だとガス漏れに気づけなくて危険なため、プロパンには有臭のガスを少し混ぜています。

この有臭のガスとプロパンを同時に気化して使うわけですが、有臭ガスの方が少し気化しにくい性質なので、ボンベが空になると有臭ガスの濃度が高くなって臭うようです。

ボクがガス漏れだと勘違いした原因はまさにこれです!

 

ボクのボンベは容量が10kgなので、空になったときの有臭ガスの量も多かったのかもしれません。2kgのボンベと比べると、単純に5倍の量が残ることになるので。

 

ガスを充填したら臭いはなくなった

後日、空になったボンベにガスを充填してもらいました。

最初にガスを充填してから1年半近く経っていたので、かなり持ったなと思います。

 

さて、満タンに充填してもらったボンベを使ってみると、ガス漏れの臭いは全くしません。

これでようやく、ボンベが空になったことが原因だったと確信しました。

 

この機会にガスの使い方を見直してみる

ガスを使わないときは電磁弁を閉めるようにして、万が一でも車内にガスが充満しないようにしないとですね。

一番問題なのは3WAY冷蔵庫です。停車中はガスで動かすので、寝ているときでもガスを止めるわけにはいきません。。

 

もちろん換気はするとしても、安心して寝るにはガス漏れ警報機を設置するのが望ましいですね。

amazonで探したらUSBで使えるタイプが売ってました。これならインバーターなしで稼働できるのでよさそう。

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【◾️ガス漏れ検出器は、プロパンをはじめあらゆる可燃性ガスに適合 ◾️当社のガス検知器はリアルタイムで監視し、ガス濃度を画面に表示(0〜20%LEL) ◾️5%LELガス漏れを検出すると、直ちに85dBのアラームと点滅ライトが発動】

 

 

・・・と考えていましたが、結局は3WAY冷蔵庫を家庭用に載せ替えしちゃいました(^^;;)

これで就寝中のガス漏れは心配無用になりました。安心です。

 

まとめ

プロパンボンベは空になると、普通に使ってても燃焼不良のような臭いがします。

これは別に異常ではなく、ボンベ内の有臭ガスの濃度が高くなることで起こるので、ガスを充填したら直ります。

ガス漏れかも!?と感じたときは一度、ボンベの内容量を確認してみて下さい。

 

ガスや電気の不具合は事故につながるから注意しないと!と改めて考えさせられる出来事でした。
みなさまも、くれぐれもガスや電気には気をつけて、安全にキャンピングカーライフを送っていきましょう!

 

今回は以上です!