キャンピングカーでサーフィンライフ

サーフィンとキャンピングカーをこよなく愛するサラリーマンのブログ。泊まる場所に縛られない自由な休日を模索中。

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冬の車中泊はサブバッテリーの電圧降下に注意!電圧モニターが必須だと痛感した話

春になってしまったので、またまた時期外れな記事ではありますが、、

今回はスキー場で車中泊した際に、電圧降下によりサブバッテリーが使えなくなってしまった話です。寒冷地での車中泊では、サブバッテリーの電圧に注意した方がいいなと実感しました。

 

スキー場で車中泊する方はこちらの記事もどうぞ。

hirochiki10.hatenablog.com

 

キャンピングカーでのスキー場車中泊はこちら。寒さ知らずで快適ですよ〜。

hirochiki10.hatenablog.com

 

 

 

コマンダーのバッテリーシステム

ブライトスターのディープサイクルを2個

去年の納車に合わせて買った、新品のディープサイクルバッテリー105Ahを2個積んでいます。いろいろネットで調べて、評判のよかったブライトスターのバッテリーを選びました。

 

Brite Star ブライトスター ディープサイクル バッテリー SMF 27MS730

【キャンピングカー サブサブバッテリー ブライトスター SMF 27MS730】

 

ブライトスターについては、バスケスコーポレーションさんが詳しく説明されています。ボクはamazon経由でこちらのお店から購入しました。

サブバッテリー ブライトスター 電圧

しっかり電圧を確認されたバッテリーが届きました。

 

ディープサイクルにも2タイプある

ひとくちにディープサイクルバッテリーと言っても、高電圧タイプと低電圧タイプが存在します。高電圧タイプは価格が安いのですが、充電時に高い電圧が必要になるので、電圧の低い走行充電では満充電にはならないそうです。

ブライトスターやACデルコは高電圧タイプに分類されます。

 

すぐれもの充電器

充電器は未来舎の「すぐれ者充電器」が付いています。この充電器はバッテリーの電圧に合わせて充電電圧を変更できます。

しかし、コマンダーの充電器は型がたいぶ古いため、メーカーに問い合わせても電圧は変更できないとの回答でした、残念。(機能的には変更可能ですが、古い型なのでサポート対象外のようです)

すぐれ者充電器 未来舎 コマンダー CH-1225T

維持充電電圧13.3V、最終充電電圧13.9Vに設定されていました。

取説によると、最終充電電圧は14.4Vに変更できるみたいで、高電圧バッテリーにはこちらがよさそうです。。

 

新しい充電器や低電圧タイプを買う資金もなかったので、物は試しにと安価な高電圧タイプのバッテリーを選びました。この充電器との組み合わせでどれだけ使えるかはわかりません。

いずれはソーラーパネルを設置して、簡単かつ満充電にできるようにしたいな〜と企んでいます。

 

2月の志賀高原で事件は起きた

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

 

それは2月の志賀高原焼額山スキー場(夜は−10℃以下になることもザラ)で4日目の朝に起こりました。

 

朝起きて顔を洗おうと蛇口をひねったところ、水が全くでない。あぁ〜、昨晩はかなり寒かったから凍結しちゃったかな?なんて思って照明をつけようとするが、電気もつかない。

これは、、と思いメインスイッチを確認するともちろんONになっているが、ランプが消灯していました。ここでようやく、バッテリーが死んでいることに気づいたのです。

 

「気温が下がるとバッテリーの出力が低下する」なんて知ってはいましたが、購入して半年の元気なサブバッテリーだし、我が家はあまり電気を使わないから関係ない話だな。なんて他人ごとに考えていました。。

コマンダーには電圧モニターがないので、サブバッテリーの残量はいつも未知の状態でした(^^;)

 

就寝時にFFヒーターを使っていないのが幸い

夜間に電気が切れていたものの、普段から寝るときにFFヒーターを使っていないため、特に寒さを感じることなく朝まで寝れました。これが、ヒーターを使って体温調整していた場合、寒さで寝れなかったことでしょう

 

この日は昼までスノボーして家に帰るだけだったのと、朝だったのでカーテンを開けて電気なしでも乗り切りました。カセットコンロを常備しているので、電気がなくても簡単な朝食は作れました。

志賀高原 焼額山スキー場 車中泊

この日の焼額山スキー場は雲ひとつない最高の晴天、いわゆる「ヤケビブルー」というやつでした。

 

気温が上がったら復活した

この日は天気がよかったので、昼になると随分気温が上がっていました。

スノボーを終えて車に戻ると、朝のバッテリーは死んだフリだったのかと思うほど、普通に電気が使えるようになっていました。これで、バッテリーの残量が空になったのではなく、気温による一時的な電圧降下だったことがわかりました。

 

温度が低下するとバッテリー内部での化学反応が起こりにくくなるため、「残量があってもバッテリーが使えなくなる」ことを、身をもって知りました。

 

結論、電圧モニターは必要

やっぱりキャンピングカーには電圧モニターは必要だな、、と痛感した旅になりました。

バッテリーの電圧がわからないと、どのくらい電気を使えるのかわからないので、以前から多少の不安がありました。今回のように、冬の電圧降下も考えると電圧モニターは必要ですね。

日頃から電圧を監視していれば、この日は「そろそろバッテリーがヤバいかも」と気づけたはずです。

 

そして、キャンピングカーは電気が使えるから便利な乗り物であり、電気がなくなるとヒーターはおろか水や照明も何もかも使えません。。

みなさんも冬の車中泊ではバッテリーの電圧効果には注意して下さい。真冬の就寝中にヒーターが止まると生死に関わります。

 

電圧モニターは購入済なので、近々取り付け予定です!

 

まとめ

気温が下がると残量があってもサブバッテリーが使えなくなることがあるので、スキー場での車中泊には注意して下さい!

連泊する場合は途中で充電できませんし、夜間にヒーターが止まると生死に関わります。もしもに備えて、防寒具はもちろん電圧モニターを設置してサブバッテリーの残量を把握しておくのが安心です。

 

以上、サブバッテリーの電圧降下を経験したお話でした。