サーフィンはめっちゃ楽しいスポーツですが、海から上がった後の着替えや片付けが少し面倒ですよね。
暖かい時期ならまだしも、寒いは冬は少しでも快適に着替えたり休憩したいところです。
また、いろんなポイントに行くようになると、シャワーがなかったり、駐車場がコンクリートじゃなかったりするので、快適にサーフィンするためには道具も欠かせません。
今回は、ボクが実際に使ったオススメの「便利グッズ」を紹介していきます。
目次
- ①ウエットスーツ用のバケツ
- ②キーケース
- ③着替え用ポンチョ
- ④ポリタンク+保温カバー
- ⑤ポータブルシャワー
- ⑥タイドグラフ付き防水時計
- ⑦サーフボードスタンド
- ⑧ウエットスーツ用ハンガー
- ⑨防水シートカバー
- ⑩サーフボードキャリア
- ⑪ウエットシャンプー&ソフトナー
- まとめ
①ウエットスーツ用のバケツ
車でサーフィンに行く人の所有率は100%です。(たぶん)
バケツを持っていない人は見たことがないです。バケツの中で着替えれば足やウエットに砂がつかないし、そのまま持って帰ってウエットを洗えます。
ボクは同じサイズのバケツを2つ持っていて、バケツを地面に置いて汚れてももう一つのきれいなバケツに重ねることができるので、トランクを汚さないで済みます。
それだけでなく、ウエットをシャンプーや柔軟剤に漬け置きするのに超便利です!
ウエットを浸したくても浮いてきちゃいますよね?そんなとき、同じバケツが二つあれば、水を入れてオモシにしてしっかり洗剤に浸せます。
バケツは丸型と四角型の2種類あります。
四角の方が車のスペースを有効活用できるし、フタ付きで上に荷物を置くことができるためオススメです。
人気があるのはTOOLSのバケツですが、ボクはこちらのバケツを使っています。
性能的に全く違いはありませんが、値段が安いので気に入っています。
別売りのフタを買えば重ねてトランクに入れられるのでめっちゃ便利です。
②キーケース
サーフィン中に車のカギを保管して置く場所ってありませんよね?
かといってホイールハウス内などの目立たない場所に隠しておくのは、盗まれたり紛失する恐れがあり危険です。
そこで、キーケースに入れて車体にロックしておくことで、紛失と盗難から守れるので安心してサーフィンできます。
潮風で金属部がサビやすいのでが、ホームセンターで売っている潤滑スプレーを使用すれば新品同様のスムーズな動きに戻ります。こちらの記事に詳細を書いています。
③着替え用ポンチョ
サーフィンのポイントにはシャワーが完備された場所ばかりではなく、外で着替えることも多々あります。しかし、公共の場で堂々と裸になるわけにはいきませんし、タオルを巻いて隠しながら着替えるのは難しいです。
そこで特大タオルポンチョを使えば、裸をさらすことなく着替できるし、冬は寒さからも守ってくれます。特に、女性サーファーは着替え姿を注視されやすいので、ポンチョでしっかりガードしてください!
画像のような「フルジップタイプ」が脱ぐのも着るのも圧倒的にラクです!
④ポリタンク+保温カバー
シャワー設備がないポイントでサーフィンする場合、水やお湯は持参する必要があります。
真水で流さないと体がベトベトしますし、何より冬の海でサーフィンすると体がかなり冷えているため、暖かいお湯を浴びる生き返ったように気持ちいいです!
早朝に60℃のお湯を入れて保温カバーをしておけば、真冬の12時間後でも十分な暖かさを保ってくれます。20Lのポリタンクはかなり重いため、12L×2個のタイプが使いやすいです。
水用タンクも必要
サーフボードも真水で洗わないと劣化するため、シャワー用のお湯以外にボードを洗う用の水も必要です。ボードは熱に弱いためお湯で洗わないでください!
そのため「お湯用のポリタンク+カバー」と「水用のポリタンク」の2つを用意しておきましょう。水が足りなくなると結構困るため、多めに持っていると安心ですよ。
⑤ポータブルシャワー
お湯と合わせて使いたいのが、ポータブルシャワーです。
シャワールームと違い、ポリタンクでお湯を浴びる場合は使用量に限りがあるため大切に使う必要があります。ボクも始めはポリタンクのお湯をバケツに移して使っていましたが、少しずつ使うのが難しいし、なくなる度にポリンタンクを傾けて出すのがとても面倒でした。
シャワーを使うようになって快適に長い時間お湯を浴びることができています。
おすすめのモデルはこれ
ポータブルシャワーのおすすめモデルはこちらの記事で詳しく解説しています。
ポータブルシャワーは’’耐久性がイマイチ’’といったレビューをよく見かけますが、ボクはこのシャワーを2年使っていますが全く問題ありません。(2021.11.9現在、後継モデルに変更されています。基本的な仕様に違いはないので、安心して使えるはずです)
サーフボードを真水で洗う際にも節水してキレイに洗うことができるため活躍します。
電源は車のシガーソケットと専用バッテリーのどちらでも駆動できます。流量も1分間に4Lで満足できるパワーです。
⑥タイドグラフ付き防水時計
サーフィンは潮(タイド)の干満に波のコンディションが大きく影響されるます。
海の中で潮の状態がわかると「そろそろ潮の動きが止まるから休憩しよう」といった具合に、波のコンディションに合わせてサーフィンできるのでとても便利です。
また、海の上では時間がわからないので、時計がないと予定があるときは困ります。
写真のリップカールのサーフウォッチは自分が波に乗った総距離や、その日の最長の滑走距離を記録してくれる優れものです。
ボクにはここまでの機能は必要ないと感じたのと、よりデザインが好みだったG-SHOCKのタイドグラフ付きを使っています。機能的には劣りますが、タイドと時間がわかるので十分満足しています。
⑦サーフボードスタンド
ボードにWAXを塗ったり、ボードを真水で洗うときにあると便利です。地面に置いたまま洗うと砂や泥で汚れて洗いにくいし、地面に置いておくと車に踏まれる恐れがあります。
こちらのスタンドは縦置きなので、WAXを塗ったりイスとしては使えませんが、洗った後のボードが乾きやすいのと風が強い日でもボードが飛ばされにくいのがメリットです。
こちらはWAXが塗りやすいのと、ちょっとしたイスにもなるのがメリットです。ボクはこっちを買いました。
イスの上側についている白いクッションがよく取れますが、使用上は特に問題ありません。
ボードを踏まれた経験がある
ボクは、車の後ろにボードを置いていたときに、後ろを通った車にボードを踏まれてヘコんだ経験があります。
そのサーファーは本当に申し訳ないことをした、弁償しますと謝られました。ボクも少し不注意だったので「お互い気をつけましょうね」ということでこの場は丸く収まりましたが、こういう事態は避けたいものです。
地面に置いてあるボードには気づきにくいので、存在をアピール意味でもスタンドを使いましょう!
⑧ウエットスーツ用ハンガー
ウエットスーツは濡れているとかなりの重さになるので、乾かすときは専用のハンガーを使いましょう。普通のハンガーよりもかなり太いので、ウエットスーツに負荷がかからないし、風通りがよくて乾きやすいです。
ウエットスーツはたたんだ状態で保管すると折り目やシワがついて傷むので、乾燥後もハンガーに吊るして保管して下さい。
ウエット用のハンガーは、干しやすいようにワンタッチで開く作りになっていますが、この部分の強度に違いがあります。写真の「R2のハンガー」は開閉部分の作りが頑丈なので長く使えます!
「エクストラのハンガー」も持っていますが、開閉部分が壊れて重いウエットを干すとハンガーが閉じてウエットが落ちるようになりました。
⑨防水シートカバー
濡れたウエットのまま車に乗れるので、次のような場面で役に立ちます。
- 近場でポイントを移動する
- シャワーがある場所まで移動する
- 雨が降ってきて一時的に車内で休憩する
- 冬サーフィンのとき車内で暖房を使って休憩する
特に、冬サーフィンでは濡れたウエットを着たまま外にいるのは寒いし、小休憩で着替えるのは寒くて面倒なので、ウエットを脱がずに車内で暖房を使えるのは超便利です。
車内で暖房をかけてホットコーヒーを飲めば、体の中から温まってもう1ラウンド頑張れます。
⑩サーフボードキャリア
人や荷物が多いとき、車内に入らない長いボードを持っていくときに使います。
風切り音が多少気になりますが(仕方ないですが)、高速走行でも安定しており120km/h程度でも全く問題ありません。ボクはIINOのキャリアにボードを積んで、関西を出発して九州一周の計2600kmを走破しました。
キャリアを購入する際はプロテクターとカギは必須です。
ロックしていてもワイヤーを切られたら盗まれますが、カギなしよりも盗むのに手間がかかるので目をつけられにくいです。ボードを1本でも盗まれるとキャリアの値段差以上の損害なので、少し高くてもキーロック付きをおすすめします。
プロテクターがないと繊細なボードにヘコミや傷がついてしまうので、必ず装着して下さい!
プロテクターはINNOでもTHULEでも機能的には変わらないので気に入った物で大丈夫です。
サーフボードキャリアについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
⑪ウエットシャンプー&ソフトナー
ウエットスーツは素材がゴムなので、海水によって劣化し、硬くなって保温力が低下します。
劣化を防ぐためには、サーフィン後にウエットの海水をシャンプーでしっかり洗い流し、ソフトナー(柔軟剤)でゴムを柔らかく保つのが大切です。ウエットはしっかりケアすれば3,4年は十分に使えます。
シャンプーとソフトナーが一体型のタイプ(リンスインシャンプーみたいな)と、別々のタイプがありますが、別々のタイプがおすすめです。
一体型タイプは洗浄力が弱く塩分をしっかり除去できないのと、洗剤が残ったまま乾燥させるのでゴムの傷みが心配です。
画像の洗剤は、めっちゃ良い香りで内容量も多いのでたっぷり使えます。
まとめ
以上、サーフィンにあると便利なグッズを紹介しました。
「これがないとサーフィンができない」ってことはありませんが、どれもあると快適になる物ばかりです。最初から全てを揃える必要はないため、必要だと感じた物から買っていけばOKです。
便利なグッズを手に入れて、快適なサーフィンライフを楽しんでいきましょう!