ウィンタースポーツは冬にしかできないからこそ、楽しさもひとしお!
一方で、リフト代、交通費、駐車場代、宿泊費・・・など、何かとお金がかかるのが玉にキズ。
そこでおすすめしたいのが「スキー場での車中泊」!
宿泊費を節約できるだけでなく、他にもメリットがいっぱいあります。
ただし注意点もあるので、しっかり抑えて安全に車中泊を楽しみましょう!
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目次
スキー場で車中泊する5つのメリット
①宿泊費0円、泊まる場所も自由
頻繁に滑りたいなら、絶対に必要なリフト代や交通費以外は安く抑えたいですよね。
スキー場近くのホテルは値段が高めなので、車中泊の節約効果はバツグン。
宿泊予約もいらないので、天候を見て直前に行き先を決めることも可能。
コンディションがよさそうなスキー場を狙えるのも大きなメリットです。
②夜は道が空いている
人気のスキー場だと、土日の朝ともなれば混雑必死ですが、前日なら混雑とは無縁。
ストレスフリーに移動できるし、移動時間も短いので負担も軽くなります。
朝出発のように、道が混んでて朝一のリフトに遅れたり、早く着きすぎることもなく、時間が無駄になりません。
③朝一、最高のコンディションで滑れる
目が覚めたら目的地なので、朝一のリフトに遅れることはありません。
しかも、朝一はゲレンデのコンディションが最高!圧雪もパウダーも一番いい状態を楽しめます。
人も一番少ない時間帯なので、自分が好きなラインを滑ることができます!
一日で一番楽しい瞬間を、思う存分味わって下さい!
④センターハウス近くに駐車できる
夜に着くと駐車場はガラガラなので、ゲレンデ近くに停められます。
おかげで、休憩のとき車に戻るのも苦になりません。
昼飯は車に戻ってカップ麺やレトルトカレーを食べるのもオススメ。
レストランよりかなり安いし、待たされることもありません。昼飯は金も時間も節約できるポイントです。
のんびり滑る派なら、朝滑って車で昼飯食べながらビール飲んで、足伸ばして昼寝なんてのも至福の時間。気持ちよくて寝すぎに注意です。
⑤朝までたっぷり寝れる
1日元気に滑り倒すには、前日の睡眠時間は大切です。
その点、車中泊ならリフト開始のギリギリまで寝れます。
少し早起きしてギアをチューニングしたり、ホットコーヒーを楽しむのもいいですね。
この時間的な余裕も車中泊ならではの魅力だと感じます。
スキー場車中泊の5つの注意点
メリットがたくさんあるスキー場車中泊ですが、おさえておきたい注意点もあります。
しっかり対策もあるので安心して下さい。
①車中泊NGなスキー場もある
車中泊NGなスキー場もあるので、事前に電話確認するのが確実です。
ダメなら最寄りのSAや道の駅で仮眠します。
許可されていない場所での車中泊はやめましょう。
除雪の邪魔になるだけでなく、最悪の場合は通報されたりトラブルに繋がります。
関西~中部の車中泊情報はこちらにまとめています。
年によっても状況が変わるので、事前に確認しておくのが確実です。
②夜間にトイレが使えない場所も多い
「どうぞご自由に車中泊して下さい」ってスキー場は多いですが、トイレが使えるかはまた別の問題。
仮眠することを考えるとトイレは必須ですよね。事前に情報を確認して、安心して車中泊して下さい。
人気のスキー場だと、24時間トイレを使えることが多いです。
【ポータブルトイレがあればどこでも安心】
バンやワゴンのように車内が広いなら、ポータブルトイレを載せるという選択肢もアリ。
非常用のトイレセットを使えば後処理も簡単。袋を縛れば臭わないし、あとは燃えるゴミに出せばOKです。
ただし、トイレ中の「臭いの問題」があるので、緊急時や1人車中泊だけで使うのが現実的。
それでも、いざというときにトイレが使える安心感は計り知れません。
キャンピングカーで一番便利な設備も、実はいつでも使えるトイレだったりします。
③スキー場の夜はかなり冷える!
スキー場は標高の高いので、夜になるとかなり気温が下がります。
車はボディーが金属なので、冷気がバンバン車内に入ってきます。。
防寒対策が甘いと寝れないだけでなく、生死にも関わってくるので要注意です。
寒いからといって仮眠中にアイドリングするのはNG。
マナー違反なのはもちろん、雪でマフラーが埋まると排気ガスが車内に溜まって危険です!
寝袋はもちろんですが、安全に寒さ対策するなら電気毛布がおすすめ。
排気ガスや火災の心配もなく、安心して温かく寝れます。
山善の電気毛布はタイマー機能があるので、節電して使うことができます。
車中泊は電気に限りがあるので、省エネは重要なポイントです。
エンジン停止中に電気を使うには、ポータブル電源も必要になります。
車中泊だけでなくキャンプや災害時にも役立つので、持っておいて損はないです。
スキー場で使うには、-10℃まで放電できるモデルを選ぶのがポイント。
容量は500Wh以上あれば、電気毛布(50W)を連続で8時間以上使えるので安心です。
④外の音がうるさい
スキー場って何時でも車が来るし、路面が凍ってるとバリバリとウルサイです。
アイドリングしてる車もいるし、除雪車の音もかなり大きい。神経質な人には過酷な睡眠環境です。。
ボクは音に敏感なので必ず耳栓を使っています。ないと絶対に寝れない自信がありますね。笑
耳栓はこれがおすすめ。ケース付きでなくしにくいです。
サイレンシアはフィット感が抜群なので遮音性も高いし、寝ているときに外れにくいです。
100円の耳栓も使いましたが、硬くてすぐ耳が痛くなるし、遮音性も低いし、外れやすいのでもう使えません。
値段こそ200円しか違いませんが、性能は雲泥の差です。
⑤家ほど快適に寝れない
車中泊すると家の環境がいかに素晴らしいかが分かります。
車で快適に寝るには、「寒さ」だけでなく「床の硬さ」への対策も必須です。
この2点をおさえておけば、とりあえず寝れると思います。
ボクは初車中泊でトランクに布団を敷いて寝ましたが、床が硬すぎて一睡もできませんでした。。
家のフローリングでは寝れるので、それぐらいトランクは硬いんだと痛感。
車という特殊な環境で寝るには、最低限の道具は必要ですね。
【番外】快適さを求めるならキャンピングカー!
ボクはSUVからキャンピングカーに乗り換えて車中泊を楽しんでいます。
乗り換えてから泊まる回数もグッと増えました。
キャンピングカーの寝心地は乗用車の比じゃないです!
寝ることを前提に作られた車なので当然ですよね。朝までグッスリ寝れるので連泊でも元気に遊べます。
標準サイズのキャブコンなら大人4~6人が寝れるので、家族や仲間とも楽しめます。
キャブコンはこういう見た目のキャンピングカーです。
もちろん料理もできるので、車中泊が楽しい宴会に早変わり!
仲間とキャンピングカーで食べると、ワクワク感もあっていつもより美味しく感じます。
冬はオフシーズンでレンタルも安いので、キャンピングカーを体験するにはベストです!
まとめ
お金をかけずにスキー・スノボーにたくさん行きたい!泊まる場所を自由に決めたい!なんて方にはスキー場車中泊はぴったり。
目が覚めたらときのワクワク感もたまらないです。
ただし、スキー場で仮眠するには、夜間のトイレの確保と最低限の装備が必要。
初めての車中泊でスキー場は心配・・・という方は、まずは道の駅やSAでチャレンジしてみて下さい。スキー場ほどは寒くないし、設備も整っています。
電気毛布があれば鬼に金棒ですが、ポータブル電源も必要なので、少し初期投資がかかるのがネックです。
注意点をしっかりおさえて、安全にスキー場車中泊を楽しんで下さい!