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サーフィンとキャンピングカーをこよなく愛するサラリーマンのブログ。泊まる場所に縛られない自由な休日を模索中。

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キャンピングカーのプロパンガス充填の実態を解説!少し面倒でもメリットもたくさん

巷ではプロパンガス(LPガス)の充填に苦労していると聞きますが、今回はガスボンベの購入からガスの充填までボクが経験した道のりを解説します。

ボクが実際に行ったガス会社の探し方も紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね!

キャンピングカー ガスボンベ  設置

 

ちなみにボクが乗っているキャンピングカーはベース車がヒュンダイの少々珍しい車です。

ガスで駆動する設備は、温水ボイラー、3WAY冷蔵庫、ガスコンロ(2口)とたくさんあります。

 

ガスがあれば真冬でもアツアツのお湯を作ることができます。 

寒い日に蛇口からお湯が出る、これって当たり前のようなんですが、キャンピングカーでは本当に幸せなことなんです。

 

それでは、キャンピングカーのプロパンガス充填の実情について解説していきます。

 

目次

 

結論から言うと、ボンベの購入は簡単ですがガスの充填には結構苦労します。

定位置で使う自宅とは違い、移動先でガスを使用するキャンピングカーは何かあってもガス店が対応できないため、充填を断られるケースが多いです。

 

ボクの場合、キャンピングカーに充填してくれるガス会社が最寄りで70キロ離れた場所でした。充填だけのために往復3時間は大変だったので、今後は頻繁に出かける旅先で充填してくれるお店を探そうと思います。

 

 

なぜプロパンガスを使っているのか?

ガスの充填を解説する前に、なぜボクがあえてプロパンガスを使っているのかをご説明します。

最大の理由は「気温が低くてもガスが燃料しやすい=冬でも火力が安定している」ことです。これに尽きます。

 

燃料の入手のしやすさで言えばカセットガスが断然優位です。スーパーやコンビニでも普通に手に入りますからね。

新車の国産キャンピングカーでは、ほとんどがカセットガスを採用していることからも最近の主流はカセットガスになっています。

 

カセットガスは気温が低いと火力が低下する

入手が容易なカセットガスにも欠点があります。

それは、カセットガスは気温が下がると、ガスが気化しにくくなって火力が低下してしまうんです。それだけでなく、気化するときにガス缶が冷えてしまうため、さらにガスが燃焼しにくくなるという悪循環になります。

 

気温の高い時期や冬でも暖かい屋内で使う分には問題になりませんが、気温の低い時期に車内で使うとモロに影響を受けることになります。

火力が低下したらガス缶を振ったり、お湯で温めれば改善されますが、そんなことは面倒でやってられません。

 

カセットガスは設置場所が重要

備え付けのガス設備をカセットガスで使う場合、ガスの設置場所がとても重要になります。

カセットでもFFヒーターで暖かくした車内で使用できれば、燃焼性も上がるし、ガス圧が低くなったら交換するのも簡単です。

しかし、外部収納庫に設置されていると冬場は相当寒いので、かなり燃焼しにくいです。それだけじゃなく、カセット交換のために寒い車外に出ないといけないので、かなりメンドクサイですよね。

 

冬のガス使用状況からプロパンを選んだ

冬サーフィンでお湯を沸かしたり、スキー場の車内で料理を作ったりと、冬場のガスの使用頻度が高いボクにとって、寒い時期の火力は妥協できないポイントでした。

 

旅先で不便な思いをするくらいなら、ちょっと面倒でもときどきプロパンガスを充填する方を選んだワケです。

 

 

プロパンガスを使うと決めた方でも、旅先でガスがなくなると簡単には充填できないので心配ですよね。

そんな方には、こちらのカセットガスアダプターがあれば、プロパンガスが切れたらカセットガスに切り替えできるので安心です!

 

カセットガスアダプター4本タイプ California Patio (カリフォルニアパティオ)

【CB缶アダプター 4缶使用】

 

頻繁にガスを充填できない方や、長期旅行でガスの使用量が多い方には持って置いて損はありません。

 

 

ボンベ設置には転倒防止と通気口が必須

さて、プロパンガスの必要性がわかったところで本題に移ります。

キャンピングカー プロパンガスボンベ

まずはボンベを探す前に、キャンピングカーにLPガスを積むためには転倒防止の固定器具と、保管場所の通気口が必須です。固定器具はモノタロウでたくさん売っています。

 

屋外でボンベを保管するキャンピングカーには、通気口がないと日中はボンベが高温になり大変危険です。万が一ガス漏れした場合でも通気口から屋外に排出されるため、ガスが充満しにくくなります。

プロパンは空気より重いので通気口は下部に必要です。写真左下には車体下部に丸い通気口が空いています。

 

 

ガスボンベの選定

お次はガスボンベのサイズを選んでいきます。

ボンベに表記されている○kgは、充填できるガスの容量を表しています。例えば「2kgのボンベ」だと2kgのガスを充填できることになります。(ボンベの重量は空で約4.5kgあります)

 

カセットガス1本が250gなので、2kgだとカセット8本分となります。

使う設備や頻度によって必要なガスの量は全く違いますが、充填の手間を考えると大きいボンベにしておいて損はないです。

 

コマンダーにはガスを使う設備がたくさんあるし、充填の手間を減らしたいので、できるだけボンベの容量を大きくしたいところです。

 

10kg×2本までしか積めない

できるだけ大きいボンベを積みたい!とは言っても、キャンピングカーに乗せられる容量には規定があります。

10kg×2本以内までであれば普通に積めますが、1本で10kgを超えるボンベや3本以上のボンベを積む場合には「高圧ガス」の表示義務があります。

 

各容量のボンベの寸法はこちらのサイトで解説されています。

5kg(43.3cm)と10kg(54.1cm)は内容量こそ5kgも違いますが、ボンベの高さは10cmしか変わらないため、5kg以上を積むなら10kgがオススメです。

 

ボンベは10kgに決定

ボクはできるだけ充填の手間を減らしたかったので、キャンピングカーに積める最大容量の10kgのボンベにしました。

それでも充填頻度が高いようであれば、予備のボンベを持っておきたいですね。ボンベが2本あれば、使い切っても急いで充填しに行く必要がないので、プロパンガスのデメリットをかなり解消できます!

 

エスケイシリンダー LPガス容器 8kg用

LPガスボンベ(ガスなし)】

 

ガスボンベの購入

ボンベの容量が決まったので早速購入です。空のボンベはネットで簡単に買えます。

 

ボクは楽天からカリフォルニアパティオさんで購入しました。

お店に在庫がなかったにも関わらず、6日で届けていただき助かりました。ガス容器の検査証もちゃんと付いてきて信頼できました。

LPガス 検査証

 

 

充填してくれるガス会社を探す

ここからが最大の難関、キャンピングカーに充填してくれるガス会社探しです。ボクは以下の方法で探しました。

 

①自宅でお世話になっているガス店に頼む

→個人向けのガス充填は対応していなかった

 

ELGのエリアマップで自宅付近が対応している確認(ガス店紹介サービスは有料)

→ボクの自宅付近には対応している店がなかった

 

※ELGは関西圏に強いそうで、大阪であればガス店を紹介できるとのことでした

ヨドバシのサイトに記載のサポートセンターから自宅付近のガス店を紹介してもらう(無料)

→紹介してもらったガス店にはキャンピングカーへの充填は拒否された

 

こちらのサイトのLPガススタンドマップに登録されている会社に片っ端から電話

10件電話して引き受けてくれたのはわずか1件

 

注意
  • 充填に対応しているお店でもキャンピングカーや移動販売に使用する場合は断られるケースが多いです

 

 

キャンピングカーで使用する旨を伝えると断られるケースが多かったですが、なんとか充填してくれるガス店を1件見つけられました。

自宅から70キロとなかなか遠いですが、とりあえずガスが手に入るので良しとしました。

 

滋賀県東部?南部?辺りでガス会社をお探しの方は、連絡いただければ教えますよ。

ガス会社様のご迷惑にならないよう、公表はせずメールにて情報提供します。

 

ガスの充填

料金は10kg充填して3520円でした。思っていたよりだいぶ安かったですね。むしろ、交通費が高く付いた感じです。笑

持ち込みでの料金体系はお店によってマチマチで、量り売りもあれば10kgボンベなら内容量に関わらず○○円といったお店もあるようです。

 

また、初めての充填ということでキャンピングカーのガス漏れ検査も無料で実施していただけました。ありがとうございました。

検査は車内のガス管にガスを満たして圧力計でガス圧の変化を確認します。ガス圧の低下がなければガス漏れはないため、無事に検査終了です。

 

 

まとめ 

充填してくれるガス会社を探すのは大変ですが、これで真冬でも安心して温水、冷蔵庫、ガスコンロといった快適設備がガンガン使えます!

料金は案外安いので、充填場所の問題さえクリアできればキャンピングカーにはとても有効なエネルギーです。寒い冬でもお湯をたっぷり使えますし、冷蔵庫をガスで駆動できるので電力を節約できます。

 

問題のLPガスの充填は自宅近くに引き受けてくれる店がない方は、10kgのボンベを使う、ボンベを2本持っておく等の工夫をすれば充填頻度を減らすことができます。

プロパン離れが進むキャンピングカーですが、旅先ではとても重宝するエネルギーなので充填に困らない対策をとって快適に過ごしていきましょう!

 

 

【番外】キャンピングカーに乗り換えるなら

キャンピングカーへの乗り換えを検討するなら、まずは愛車の買取価格を確認して資金計画を立てるのが第一歩。

高値で売るには複数の買取店で競合させる「一括査定」や「オークション」が強い。

 

昔の一括査定は「登録した瞬間に知らない番号から大量に電話が来る!」って感じで面倒でした。

最近は少ないやり取りで済むサービスが増えているので、気軽に使えましたよ。

実際に使ったオススメのサービス2つを紹介します。どちらも知名度が抜群で安心して使えます。

 

①8000社が買取を競うユーカーパック

オークション形式で最大8000社が競ってくれるのが最大の魅力!

 

ユーカーパックのメリット

  • 最大8000社が落札額を競ってくれる
  • 直接やり取りするのはユーカーパック1社だけ
  • 査定・出品・成約、全てのサービス利用料が0円!

 

査定や電話やり取りはユーカーパック1社とだけやり取りすればOKなので手間がかかりません。

査定や出品だけでなく成約しても手数料はかからないので、ヤフオクよりも断然使い勝手がいいです。

フリマとの最大の違いは、専門スタッフが車両の状態をチェックして出品するので、買取店が高値を付けやすいことです。

 

安値で買取されるのが心配なら、初回は売切価格を高く設定しておけば問題なし。

売切価格に届かなければ売却する必要はなく、費用も全くかかりません。

 

②効率良く査定するならMOTA

Youtubeの広告でも目にしたことがあって馴染みがありました。

 

MOTAのメリット
  • 直接やり取りするのは査定額の上位3社だけ
  • WEB上で査定金額が事前に提示される
  • 申込後、翌日18時までには上位3社から提示をもらえる

 

査定金額が低い買取店とのやり取りが不要で、上位3社から目安金額(例:100万円〜120万円)が現車確認前にWEB開示されます。

相場を把握して交渉できるので、安値で売って損する可能性が低くなります。

 

ユーカーパックとの最大の違いは、自分で直接、買取店と金額を交渉できる点です。

交渉力に自信があったり、自分の愛車の魅力をしっかり伝えて金額を提示して欲しい方には、一括査定が向いています。