キャンピングカーには様々な設備があるので、何が自分に必要なのか迷ってしまいますよね。
今回はキャンピングカーにおけるコンロの必要性と、常設、ガス、IHの3タイプの特徴について解説していきます。
ちにみに、ボクのキャンピングカーには10kgのプロパンボンベを積んでいて、2口のガスコンロを使っています。
時代に逆行していますが、プロパンガスならではのメリットもあります。
目次
キャンピングカーのコンロってどんな感じ?
こちらはボクのキャンピングカーにある常設の2口コンロです。
網部分は横33cm、奥行き16cmと、かなりコンパクトに収まっています。家庭用ほどの火力はないものの、車内でも十分な調理が可能です!
車内でもしっかり料理を作りたいなら、コンロは2口以上が欲しいところです。
そもそもコンロは必要なのか?
車内で料理をしない人でも、お湯を沸かしてカップ麺やコーヒーを作る機会はあるはずなので、最低でもカセットコンロは必須です!
旅先で外食を楽しむのももちろん良いですが、車内で食べる食事にも醍醐味があります。
いつもと同じはずの食事でも、外の景色を眺めながら仲間とキャンピングカーで食べれば格別に美味しく感じますよ!
ボクが一番好きな時間は、サーフィン終わりにビールを飲みながら、夕日が沈むビーチを眺めて夕飯を食べるときです!「キャンピングカーを買ってよかった!」と心から思える瞬間ですね。
換気扇も必要
車内は密室かつ狭い空間なので、火気を使うなら臭いとガスの排気が絶対に必要です!
あまり料理をしないなら簡易的な物でもいいので換気扇は必ず設置しておきましょう。
キャンピングカーの換気扇は家庭用ほどの排気能力ではありませんが、それなりには排気してくれています。
車内でガスを使うなら、万が一に備えて一酸化炭素警報機を付けておけば安心です。
ボクはこちらの電池式の警報機を使っています。
サブバッテリーの電気を消費しないし、配線もいらないので設置がラクラクです。
常設コンロ
家庭用に近い使用感で、2,3口のコンロが多いです。車内でもしっかり料理を作りたいならこちらのタイプがオススメ!
アメリカンキャンパーだと4口に加えて、チキンの丸焼きができるオーブンまで付いていたりします。(使うかは疑問ですが)
- コンパクトだからキッチンスペースを有効に使える
- 設置と片付けがないので楽チン
- 2品目以上の料理も作れる
カセットコンロよりもかなりコンパクトなので、調理スペースを有効に使えます。コンロは固定されているので、設置や片付けの手間もありません。
コンロも2口以上あるので、車内でも家庭並みの食事を作ることができます。同時に複数の料理ができるので、全ての料理を暖かい状態で食べられるのが嬉しいですね。
頻繁に料理をする方にとって使い勝手がいいコンロだと言えます。
- 火力はカセットコンロより弱い
- 大きなフライパンは使えない
- 使わないときにコンロが場所を取る
カセットコンロと比べて火力が弱く、炒め物には少し時間がかかってしまうので、のんびり料理して下さい。
また、コンロがコンパクトなため大きなフライパンを2枚並べることはできません。写真は23cmのフライパンと21cm鍋を置いています。この組み合わせが限界ですね。
使わないときでもコンロを撤去できないので、料理の使用頻度が低い方には邪魔に思えるかもしれません。
カセットコンロ
家庭やアウトドアでも馴染みのあるタイプで、場所を選ばずに使うことができます。
結構スペースを取るので、2口以上の使用には向きません。
- 常設、IHよりも火力が強い
- 場所を選ばず使えるので、ダイネットで鍋もできる
- 使わないときにはコンロが場所を取らない
最近のカセットコンロは火力が強いので、家庭用に近い火力で料理を作れます。大人数だと1回に作る量が多いので、高火力は嬉しいポイントです。
持ち運びも自由なので、これ一つあれば車内だけでなく外でも料理を作るし、ダイネットでみんなと鍋を楽しんだりと、様々なシーンな対応できます。
使わないときはコンロに場所を取られないので、スペースを有効活用することができます。
- 移動のたびに出したり、片付けるのが面倒
- 使用時は常設よりかさばるので調理スペースが狭くなる
- 2口以上を並べて使うには鍋サイズが限定される
自由に持ち運びできるメリットである一方で、車で移動するたびにコンロを出したり、片付ける手間がかかります。
使用時はかなり場所を取るので、2口以上を使いたいなら調理スペースも考えて工夫が必要になります。
電子レンジを使う
カセットコントだと1口での使用がほとんどなので、それを補うために電子レンジを活用するのも有効です!
ご飯やレトルト食品を温めれるし、レンジで作れる料理もかなり豊富にあるので、工夫次第でいろんなメニューを作れるでしょう。
ただし電子レンジは消費電力が大きいので、リチウムバッテリーや発電機を使うか、エンジンを回してサブバッテリーを充電しながら使いましょう。
IH
家庭ではかなり普及が進んでいるIHですが、キャンピングカーにはまだまだ少ないタイプです。車内で使える電力には限りがあるので、サブバッテリーの残量には要注意です!
- 電気があればガスがいらないのでコストが断然安い
- 火がないので車内が暑くなりにくい
最大のメリットはガスがなくても調理ができることにあります。ソーラーパネルで充電したり、発電機や外部電源を使える環境なら有効な熱源になるでしょう。
ガスのように火が出るわけでないので、調理で車内が暑くなりにくいところも嬉しいですね。
- 電力をかなり消費するのでバッテリーの残量に注意
- ガスと比べて火力は弱い
ガスがいらないメリットがある一方、IHは消費電力が大きいので、サブバッテリーを使っての長時間の調理には向きません。
また、サブバッテリーは気温の低下によって出力が低下するため、冬には使える容量が減るので注意して下さい!
ボクはスキー場の車中泊で、寒さでサブバッテリーが使えなくなったことがあります。
電気がなくなると調理はおろか照明も水道も使えなくなり、一気に不便な車になってしまいます。
常設やIHにカセットを併用するのも有効
カセットコンロには火力が強く、ダイネットでも調理ができるメリットがあるので、常設コンロやIHがあってもカセットを積んでおくのは有効です!
料理に応じて使い分けることで、車内でも快適に調理ができます。火力が必要な焼きそばや、ダイネットで作るすき焼きのときは、カセットが活躍してくれています。
ボクは常設の2口コンロに加えて、カセットコンロを常に載せています。
これで合計3口になるので、家庭並みの料理を作ることだってできちゃいます!
例えば朝食だったら、
インスタントスープのお湯を沸かしながらホットサンドを焼き、フライパンで目玉焼きとウインナーを焼く、なんて感じです。
屋外でも使うなら「タフまる」がおすすめ
ボクは屋外でも使っているので、イワタニの「タフまる」を選びました。
名前の通りアウトドアでの使用を想定されているので、強度が高く風にも強い設計です。屋内で使うにはちょっと高さがありますが、これ一つあればどこでも調理できちゃいます。
風が強くて普通のコンロだと火が消える状況でも、このコンロならなかなか消えることはありません。さすがに、ご飯を炊くときのトロ火だと風が強い日には厳しいですが、、
まとめ
今回はキャンピングカーのコンロの特徴について解説しました。
3タイプのコンロについて簡単にまとめると以下のようになります。
- ある程度しっかりした料理をしたい人→常設の2口以上のコンロ
- 簡単な料理を作れればOKな人→カセットコンロ
- 電気設備が整っていてガスを使わないで料理したい人→IH
さらに、常設コンロやIHに加えてカセットコンロを併用したり、電子レンジで調理することで、いろんな料理を快適に作ることが可能です。
キャンピングカーでの食事はいつもより美味しく感じられるので、コンロを使って楽しい時間を過ごして下さいね!
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